part 3
2025/12/21~2026/1/01

| 開始日 | 期間 | 周期 | 最大 回数 | 1.Lv | 2.Lv | 3.Lv | 4.Lv | 5.Lv | |
| 25/12/21 | 11日 | 2時間 | 132 | 6,600 | 19,800 | 52,800 | 105,600 | 198,000 | |
| 25/12/21 | 11日 | 3時間 | 88 | 22,000 | 44,000 | 88,000 | 220,000 | 440,000 | |
| 25/12/23 | 9日 | 6時間 | 36 | 36 | 72 | 144 | 360 | 648 | |
| 25/12/25 | 7日 | 4時間 | 42 | 8,400 | 21,000 | 42,000 | 84,000 | 126,000 | |
| 25/12/27 | 5日 | 3時間 | 40 | 40 | 80 | 200 | 480 | 800 | |
| 25/12/29 | 3日 | 12時間 | 6 | 30 | 60 | 120 | 180 | 240 |

part 2
2025/12/12~2026/1/01

part 1
2025/12/01~2026/1/01

サブスクリプション

開催履歴
- 2025/12/21~2026/01/01 謎の島 15-3
- 2025/12/12~2026/01/01 謎の島 15-2
- 2025/12/01~2026/01/01 謎の島 15-1
- 2025/11/25~2025/12/01 謎の島 14-3
- 2025/11/14~2025/12/01 謎の島 14-2
- 2025/11/01~2025/12/01 謎の島 14-1
- 2025/10/24~2025/11/01 謎の島 13-2
- 2025/10/01~2025/11/01 謎の島 13-1
- 2025/09/22~2025/10/01 謎の島 12-2
- 2025/09/01~2025/10/01 謎の島 12-1
- 2025/08/25~2025/09/01 謎の島 11-2
- 2025/08/01~2025/09/01 謎の島 11-1
- 2025/07/24~2025/08/01 謎の島 10-3
- 2025/07/14~2025/08/01 謎の島 10-2
- 2025/07/01~2025/08/01 謎の島 10-1
- 2025/06/01~2025/07/01 謎の島 9-1
- 2025/05/12~2025/06/01 謎の島 8-2
- 2025/05/01~2025/06/01 謎の島 8-1
- 2025/04/22~2025/05/01 謎の島 7-3
- 2025/04/19~2025/05/01 謎の島 7-2
- 2025/04/03~2025/05/01 謎の島 7-1
- 2025/03/15~2025/04/01 謎の島 6-2
- 2025/03/03~2025/04/01 謎の島 6-1
- 2025/02/23~2025/03/01 謎の島 5-8
- 2025/02/01~2025/03/01 謎の島 5-7
- 2025/01/27~2025/03/01 謎の島 5-6
- 2024/12/29~2025/03/01 謎の島 5-5
- 2024/12/24~2025/03/01 謎の島 5-4
- 2024/12/17~2025/03/01 謎の島 5-3
- 2024/12/06~2025/03/01 謎の島 5-2
- 2024/12/04~2025/03/01 謎の島 5-1
- 2024/11/23~2024/12/01 謎の島 4-5
- 2024/11/04~2024/12/01 謎の島 4-4
- 2024/10/25~2024/12/01 謎の島 4-3
- 2024/10/03~2024/12/01 謎の島 4-2
- 2024/09/02~2024/12/01 謎の島 4-1
- 2024/08/02~2024/09/01 謎の島 3-4
- 2024/07/22~2024/09/01 謎の島 3-3
- 2024/07/03~2024/09/01 謎の島 3-2
- 2024/06/03~2024/09/01 謎の島 3-1
- 2024/05/04~2024/06/01 謎の島 2-3
- 2024/04/01~2024/06/01 謎の島 2-2
- 2024/03/03~2024/06/01 謎の島 2-1
- 2024/02/07~2024/03/01 謎の島 1-3
- 2024/01/04~2024/03/01 謎の島 1-2
- 2023/12/07~2024/03/01 謎の島 1-1
- 2023/11/08~2023/12/01 謎の島 0-2
- 2023/10/07~2023/12/01 謎の島 0-1














この記事のコメント
エメラルド、先月より楽そう。まった甲斐があった。
Part1は笑っちゃうぐらい何にもねぇーw
年末(=エメラルド消費祭り(笑))ですし、Part2に期待ですね
前衛の旗は取っても損はないかなとは思いますけど、模様剥がすのが高すぎて旗の運用全然出来ないですよね。
特定のポイントに行く途中の入手アイテムがランダム宝箱になったことで、逆にやる気が起きないって思ってるのは俺だけ?w
本来、途中アイテムは見えません。攻略サイトの努力のおかげで見えるようになりました。その対策で運営がランダム宝箱にしたと理解しています。
考えるのがめんどくさかっただけでは
あ、図星w
それを言っちゃーおしめぇよーw
まぁ真面目な話、一カ所ずつショボいアイテム設置するなんて面倒でしかないしね
そのとおりだと思います、手抜きができて文句を言われた場合、正当な理由がある。社内表彰クラスだと思います。(出玉率の調整もできます)
でも昔の方が良かったよ
島5-8みたいな赤装備×5みたいなやつもあったし(設置ミスだとは思うけどw)
あれは確かに設置ミスだろうけど、その前の島々がどうしようもなかったことへのお詫びwだと思うことにしていたよ。
思えば、2025年に入ってから露骨にショボくなった。
次出る島もどうしようもなかったら、今後はよくなることはないだろうな。
Part2 が出てるね。
そのうちリーク情報が広まるだろうけど、さて、どうなるか…
13-2と同じような感じですね
アーティファクトの素材いくつかとトーテムスキル関連
多分参加せずに終わる気がします
残り時間的にPart3も出そう
意味ありげに右側空いてるしw
22日に冬祭りが予定されているので、そこで Part3 が出るかもね。
正直先月も使ってないですし、今回のpart2も遠すぎてあってもそこまで期待できるものでもないと思いますね。
唯それで言うとpart1はまあまあの部類に入りますけどw
昨日の公式の投稿のとおり、Part 3が来ました!
上陸できるのは明日からですが、養蜂場と思われるもの(ランタンの発電機)も配置されています。
さて、どうなるか…
発電機以外は非常に残念な内容ですね。
part1を歩き回ることになりそうです
なるほど、「ウィンター ランタン ジェネレーター」とかいうやつの4つ目・5つ目の結晶(ジンジャーブレッドクッキー)はスキン交換にも必要だと。
さて、どっちを取るべきか(と、考えてるフリしても答えは出てるんだけどねw)
そもそもクッキーどれだけ取れるのかが結構問題ですねw
一日6個は貰えますけど、クエ等でどの位貯まるのかな。
うえ!
クッキーで「究極エレメンタルスピリット召喚の珠」と交換できんの!
それだとちょっと話が変わってくるなぁ
それにしてもスキンならクッキー80個に対して召喚の珠だとクッキー6000個って・・・
そもそも6000個も集まらないとは思っちゃいますけど、40個で取れるパワーギフトにも究極入っているので、6000使うと150個になるので論値は究極150個になります。
まあ1個出るのかも分からないですがw
実際にパワーギフト150回開けた結果が知りたい。誰かヒカルにお願いして(笑)
2個も出れば大金星だが、果たして本当に出るのか?
自分ばただ廃課金を促す為のガセネタで、実際は確率0なのでは?と思いますけどね…
結局「運が悪かった」と確率0でもいくらでも言い訳出来るので。
要は祭りの大当たりクジと同じですよ、実際は入ってもいない詐欺運営。
「我々はクジが減ったら足すだけやから!」
サーバーにも依るけど選べるトーテムは軽く5万位使わないと貰えない報酬です
このイベで狙うのはまぁ割に合わない
運が良ければそれが貰えるとかwww
宝くじレベルの超低確率に設定しても誰かは当たるでしょう
そして本人じゃなくてもギルメンがここに報告するでしょう
嘘とまでは言いませんが数字と機械は嘘を吐きません
それが真実なら証拠を誰かが上げるでしょう
想像するのは自由です。皆さん自由に想像して下さいwww
て~かどうやって6000個集めるの
幾ら金が掛かるか誰か教えてw
part3の小島にはどうやって行くんだろう?
夏祭りと同じであれば直接クリックできるのではないでしょうか?
プレゼントとジェネレーター強化の必要リソースが同じなのがきついですね。
調子に乗ってると強化に必要な分が残っていないとかありそう・・
でもプレゼントしないとクッキーが手に入らないというジレンマ・・
クッキーが足りない!
全然出ない、貯めてエメ位しか出来ない気がしますねw
幸いタイタンのスキンストーン以外は始まるまでに日数がかかるので、しばらくは様子を見ようと思いますw
エメ分くらいならお祭りセールで2300円ほど課金したら届くので、それで126000エメ貰えるなら十分お得ではあると思います。
プレゼント40個ほど開けて、持っているクッキーは28個。
こりゃあ、お金で買ってください、と言っているようなものですね。
クッキー is マネー!
今年の冬イベントの名前は「毎日がクッキー」「クッキー祭り」で決まり
No cookie, No life.
これデコレーションとエメくらいしか突っ込めない…
レベル1くらいにはしておいた方がいいかな
まあ触媒以外は3まで上げて良いと思いますけどね。
これやっぱり貰えるもの大した物ないですけど、クッキー集めるならペットギフトがまだマシな気がしますね。
しかしデコレ発電機のコスパの良さは異常!
たったの1000万ゴールドでレベル5の2h=1500デコレを入手可能。
初日にレベル5にした奴はトータル20万程稼げるわけだ、スゲェ~!
ゴールドで出来るものは基本何でもやれば良いと思いますよ。
ゴールドは何にしても使いますけど、結局滅茶苦茶集まりやすいものでもありますからねw
ですよね。スタートダッシュが大事なことはわかっていましたが、訳が分からないで初日はレベル3、2日目にやっとレベル5にしました。出遅れました。
クッキー全然集まらない。
エメラルドくらいはレベル5にしたかったのに無課金だとレベル5どころかレベル4にもできないかも
以前はエメラルドを大量消費すればマックスレベルに行けるイベントもありましたが、それも現在では課金なしでは不可能。全体的にマックスレベルは課金必須になっていますね。
去年は24日からツリーの飾りを配置したマップが登場したけど
今年は無いのかな?25日から登場する?誰か知りませんかぁ?
クリイベ自体は毎年より長くて前期、中期、後期とクエはあるのであるかもしれないですけど、今の所何処のサイトにも情報はないですね。
今年の冬祭りは渋いね(´;ω;`)
ジェネレーラーが優しくない
確かに渋い(´;ω;`)
夏祭りの時はもっと報酬は良かったし、そもそもジェネレーター自体をLv.5にもあげれない(スキンギフト=20箱、その他=100箱以上開けてクッキー180個程度)
俺はあきらめたよ
エメをLv.4にできればいいや
”メリークリスマス メリー=「楽しい」「陽気な」「お祭り気分の」”だって
逆に溜息しか出ないのは俺だけかな
50開けて0だったりも全然普通に有りますからね。
さあ皆さん、本日より待望のエメラルド発電機が稼働開始ですよ!
たったの7万飴でレベル3の4h=1000エメを入手可能!最終日までに計4万2千稼げます。
ただ、クッキーは他のアイテムに回した方がいいかもしれませんね。貴重品なので。
無事レベル3にあげることができました。これで2か月後にくるであろう新タイタン召喚イベント用15万エメラルドのめどがつきました。よかった。
そもそもクッキー自体を他アイテムと同様に「報酬」にすること自体が間違いなんですよ。
運の悪い人は100、200開けても出ないかもしれないでしょ?
何で以前の日替わりSSの様にギフトを空けたら必ず出る確定報酬にしなかったのか?
例えば、最低ギフトのアップを1・ペットを2確定報酬にするとか。
ショップのクッキーアイテムも全て割高、購入できるわけないだろ!6000って何だよ!
本当、カス運営は毎年何を考えているんだか・・・
報酬に運要素が多分に含まれているのが最近の傾向。
謎の島・新キャライベのガチャ・ラッキーロード・預言者のゲーム・トーテムの精霊の融合…
自分も文句がない訳じゃないけど、もし楽しみより不満が多いならこのゲーム辞めた方がいいかもね。フラストレーションばっかりたまって時間の無駄でしょ。
博打場にはなるべくかかわらないことにしています。遊び場がなくなったらさよならですね。
少し課金をしてるんだけど何にいくら課金したらいいのか分からなくなってきた
クッキー何に使ったら良いのか効率を考えるのがめんどくさい
触媒がどうだったかは忘れましたが、エメ率で言うと一番効率が悪いのはエメですw
数字的に一番わかりやすかったのでエメにしてしまいましたw
触媒とアーティファクトはどうしても欲しければ少し課金しますw
発電機って1回レベルを上げておけばしばらく放置していてもまとめて回収できるのですか?
新参者なのでよくわかっていません。
まとめて回収できると思います。
というのも前回「養蜂場」として1回目、今回「発電機」で2回目。
前回は、自分でクリックして回収に行った分はその時点の貯蓄がもらえ、
貯蓄をもらっても、育成中のその途中の時間も何事もなく継続します。
簡単に、操作次第で損をするようなことはなく、最後もメールに届きます。
ただ、今回のデコレーション発電機に関しては商品がイベント終了と同時に他のアイテムに変更されるため、使い道に希望があれば終了前に貯蓄を回収して使用することを推奨するコメントが公式に記載されています。
教えていただき、ありがとうございます。
1人ギルドで微課金だとキツいイベントです。
現在まで19スキンとリリアのスキンを入手できていますが、どこまでスキンを集めることができるか微妙です。
毎日15クッキーがもらえる前提ならフォリオのスキンまでは購入できます。
残りは発電機とイベントで20万デコレーションはもらえる計算なので花火を打ち上げなくても11スキンはギリギリ取れそうかなーと思っています。
エメラルドの発電機はLv.3ですが今回使った分は回収できそうです。
初めて冬祭りに参加していますが資源やエメラルドが削られる長期戦なので中々にキツいです。
クッキーも宝箱からは全然出ませんので課金しないと集めることが難しいような雰囲気です。
年に一度のお祭りでユーザーに「お得なイベント」ではなく「削られる」と感じさせるのは終わってますね
運営が財布の紐を固くしてどうするよ
アシェロナは無課金でも星Maxにはなったのでタイタンに関しては無課金でランキング50位以内には入っていますがトーテムの数で優劣が付くので、トーテムを入手するのに相当の課金が必要になるのが辛いです。
今回は初回のお祭りなのでスキン集めに現状で4万エメラルド以上は使っています。
せっかく貯めたエメラルドや虫眼鏡で得られるアイテムがショボいなーというのが正直な感想です。
重課金勢と圧倒的な差が付くようなイベントばかりでえげつないゲームだなと思ってます。
私が始めたころは「このゲームは他のゲームと違い、課金でしか得られないアイテムがなく、時間と手間である程度追いつくことができる。」という記事があったと思います。しかしその後、上限解放や、最近の「課金しなければ絶対に最大の報酬に届かない」状態になってしまい全く変質しました。残念です。
全体的に渋くなりました。ばらまきやっても運営の腹は痛まないはずですか、厳しくして課金だよりにするつもりでしょうか?1年やってみて、失敗に終わって元に戻ることを期待しています。
ゲームの運営は最初から課金頼りだとは思いますが、、冬祭りを元に戻したらジェネレーターなくなるわけで・・・
個人的には得られるものを考えたら太っ腹なイベントだと思いますよ。相互すればスキンはすべて揃えれて今後使用するリソースもある程度手に入るのはこのイベントくらいでは?
一度甘い汁を吸っちゃうと、あの頃はよかったのに~もっとサービスしろよ~!っていうクレクレくんが増えちゃうのよ。
ジェネレーターとスキンだけでも十分太っ腹だよな。ほぼタダで手に入るんだし。
エメラルド発生器はGOODです。レベル4までいけました。
ギフトに座ったウェンディが1度も足を下ろしてませんね。
普通の人があんなことし続けたら普通は腹も痛みますよね?
かわいい顔してどんだけ腹筋バッキバキなんでしょうかね?
同じように腹について気にかけている人達がいて良かった!
残るは触媒だけど何度見てもショボいね~
どうせ殆どが煙になるんだから大盤振る舞いすれば良いのに
4万クッキーと17500飴が無駄になったと泣く人多数がオチw
しかも、これだけ他と違って5に上げるコストが割高
金稼ぎに必死で設定が適当とは呆れるね
プレイヤー(客)を舐めすぎ怒
どうせ、模様みたいにいずれは供給増やすんだから
無駄に頑張る必要は無い
クッキーに余裕があればスキンとか永遠の種に使った方が良いと思います
煙になる事はありませんから草
460クッキーでした。何で4万とか(;^_^A
デコは175000ですねw
優しさランキング1位が35000と言っている方居ましたし、滅茶苦茶余裕がある方が一定数入れるかも。
まあその方々はトテーム崩して既に5になっていて、要らない可能性もありそうですけどねw
お祭り初参戦で4万エメ使ってなんとかスキンは全部ゲットできました。
1人ギルドだとかなり厳しいイベントなので大変でした。
残りはスキンストーンでも集めておけばよいですかね?
この間の発電機の質問の方ですかね?大変そうで返信できませんでw
冬季スキン制覇おめでとうございます。
発電機は優秀なので欲しい物に投資すれば利益にはなりますが、
残り時間が少なくなってくるとそれ程の数字にならない場合もあり、
そういう時はイベントショップにも商品があるので見ると良いですよ。
ショップはアメで買えるものがショボくて渋いなーと感じています。
箱はいっぱい購入していますがクッキーが全然出ません。
重課金しないと良いアイテムと交換はできなそうですね。
24万エメラルドでトーテムが販売されていますがこちらは頑張って数万エメラルドです。
既に今回のイベントで消化してしまっているのでトーテムに手が届きません。
このゲームはキャラよりタイタンの方が課金での差が付きますね。
無課金・微課金ですべてのコンテンツを満足いくほど網羅できると思うのが間違いっていうか。
課金しているのに差がつかなかったら、課金する人いなくなっちゃうでしょ。他の人と差をつけるために金出すんだから。
重課金の人と比べても仕方がないよ。
最近の謎の島の評価が以前に比べて悪くて「評価」が少ないのですが、
あともっぱらの話題が発電機なのも重々承知の上でお聞きしています。
冬祭りイベントマップより
プラン1:25ムーブ使用クエストで 650の糸を獲得しつつ、
24歩のタイタンアーティファクトスフィア500個と脇の旗を1つ。
プラン2:50ムーブ使用クエストで1550の糸を獲得しつつ、
48歩のドミニオンギフトレジェンダリー(41000エメ相当)と、
脇の「願いのクリスタル750+記章500」と脇の旗を1つ。
両立はできないですが、最後にデコレーションの不足の不測の事態で、
クエスト消化でどちらかは使うかな~位の保険扱いで考えております。
エメラルドのように運用はできないので、育成素材が必要ならマシで、
そうでなければヴァレンタインまで待っとけって感じてしょうか?
1月マップはもう検討されました?
もう出ているのですか?それとも私が1月を飛ばしたから?
昨年はヴァレンタインマップが良かったので期待しただけです。
2026年1月のマップは既にいくつかのサイトでリークされています。
そのなかでも私はHWDaily.winが便利なのでお気に入りです!(^^)!
情報ありがとうございます。サイトで特色が違いますね。どう使い分けていくかですね。
触媒はどのくらいまであげるのがいいのかな。
レベル1か2くらいならあげないで他に回すべきだろうか
クッキーがギリギリなのでリリアとフォリオのスキンに回した方がいいかなぁ
ジェネレーター最後ですね
どうせ来月のパワトで煙になって泣くのがオチだから
欲しい物確保して余ったクッキー使って1か2程度で良いと思います
永遠の種やスキンが煙に化ける事は無いですからw
残り3日でどれ位ギフト貰えるか次第ですがスキン獲得を最後に回すのがオヌヌメです^^
最後のクエストでクッキー獲得チャンスきたー!(^^)!
これでクッキー200貯まったけど
今からでもエメラルド4→5にしたほうが良いのかな?
計算では4時間あたり1000の増加なので、増加分の計算は楽で、
1日に6000の収入なので残り29、30、31日で18000。
欲しい人には今ならまだ、でも人によっては希少なクッキーは。。。
他のジェネレーターのレベル上げや
ショップで買えそうなものと比較してみても
使用用途の多いエメラルドの増幅が私には1番いいのかも
今からクッキーでジェネレーターあげても微妙そうなのでショップで限定スキン買おうかと思うんですが、カーク、コーネリウス、ポラリスから選ぶならどれがいいですかね?
観点は1.使うヒーローか?。2.スキルの優先度。3.ビジュアルではないでしょうか。買う予定はないですが、私ならコーネリウス。
トーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
典拠管理データベース ウィキデータを編集
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストロース
トーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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全般
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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全般
FAST
国立図書館
ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストロース
トーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
典拠管理データベース ウィキデータを編集
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
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カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
典拠管理データベース ウィキデータを編集
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストロース
トーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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FAST
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
FAST
国立図書館
ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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FAST
国立図書館
ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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FAST
国立図書館
ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
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カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストロース
トーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
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カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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ドイツアメリカポーランドイスラエル
その他
Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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Yale LUX
カテゴリ: 宗教人類学宗教的存在アメリカ先住民の宗教宗教社会学自然と宗教民間信仰クロード・レヴィ=ストローストーテム(英語: totem)とは、特定の集団や人物、「部族」や「血縁(血統)」に宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴のこと。20世紀の文化人類学者のクロード・レヴィ=ストロースは、これまで神秘主義的なまどろみとされていたトーテムを、一定の理論性を持った為政者による部族団結の装置と考えた。精神分析創設者のジークムント・フロイトは、「トーテムとタブー」という論文を著している。
単にトーテムポールの事をトーテムと言う場合がある[1]。
語源
1609年に書かれたフランス語の歴史書[2]には、「トーテム」に類似する意味を持つ aoutem というアルゴンキン語族の言葉を話すノバスコシアのミクマク人もしくは周辺の民族の言葉が記載されている[3][4]。英語の文献では1791年にイギリスで刊行された書物が totem の語の初出(厳密には totam )である[3][4][5][6]。その本は、1760年代に北米大陸のオジブワ人と交易したジェイムズ・ロングという名の交易者の報告として、意図せず偶然に熊を殺してしまったオジブワ人の狩人が「自分の totam であるビーヴァーが怒ってしまったため、もはや狩をすることができなくなった」とロングに言った話を収録している[6]。ロング自身はこの totam を「守護精霊」と誤解して報告したが[5]、半世紀後には、オジブワ人のメソジスト派宣教師ピーター・ジョーンズが自身の編纂した辞書の中でより正確なニュアンス等を西洋世界に伝え、その後、totem の語は学術用語として用いられるようになった[5]。なお、ロングが聞き取った totam は、オジブウェー語で「クラン」を意味する /-doodem-/ と考えられている[5][6]。また、オジブウェー語で ototeman は「はらから」を意味する[5][6]。
定義
「トーテム」の定義については、後述する「トーテミズム」を論じる論者ごと存在するのが現状である。フランス国立科学研究センターが提供する語彙集は「祖霊が生まれ変わり、家族、部族、民族の標章として機能する具象物であって、動物や植物、場合によっては、その他の物」という定義を与えている[4]。『ブリタニカ百科事典』オンライン版は、「ある血縁集団や個人に互いに影響しあうと考えられ、当該集団や個人の標章又は象徴として機能するもの」という定義を与えている[5]。
同一のトーテムと関係を有する人間の集団を「トーテム氏族」(totemic clan)という。トーテムがトーテム氏族の先祖であると考えられている場合には(各トーテムと先祖とを結び付けて考えないトーテミズム社会も多々存在することが判明している)、そのトーテムを「トーテム先祖」と呼ぶことがある[7]。
トーテミズム(英:Totemism)
トーテム・ポール
トーテムを信仰の対象、基礎とし、崇拝する信仰形態を指して「トーテミズム(トーテム信仰)」と呼ぶ。また、食のタブーにも結びついている。ただし、これはある一定の「トーテム信仰である特徴」に該当している宗教形態全てを指すのであって、一つの宗教、または固有の宗派を指して用いられるのではない。
トーテミズムは主に未開社会や古代文明に多くみられるが、発展を遂げた社会に身をおきながら、同族間の伝統、儀礼として現代でもトーテミズムを継承している地域も存在する。
また、アメリカのインディアン部族には、氏族(クラン)を「狼」や「亀」、「ざりがに」といったトーテムで分けたものが多い。またトーテムから姓名を引用するものもあり、こうした習慣は大自然や超常現象から特別な力と加護を授かりたいと願うトーテミズムのひとつだともいえる。
トーテミズムの世界的な例
日本
日本の神道を含めた自然崇拝の信仰形態において、部族や血縁に対し、生きる縁を与えるものとしてLife・Index あるいはLife・Tokenと呼ばれる、「自分と似たようなもの」が祝福あるいは生命力を与えると考えられた[8]。彼らは、部族ごとに石、光線、動物、植物とさまざまな形で表され、異なる世界から来るマナを、共有していると考えられた。また、説明体系として「われわれは○○の子孫である」というものがあるため、ハレの日にその動物を食べる、逆に食べない、といったタブーが存在する。
南方熊楠は、トーテムを族霊と訳し、日本にトーテミズムがあるとしたが、発表したものが、「個人の守護霊」であり、部族の守護霊ではないという批判があったため「トーテムと人名」で、改めて論じ直し[9] 大物主は、明らかに蛇トーテムであり、三島の神池での鰻取り、祇園の氏子とキュウリ、富士登山の際のコノシロのタブーをトーテムとした[10]。
南方熊楠によれば、起源は諸説あるものの、
a説 – 人が、ある種の動植物に似た特徴を持つためにあだ名のように言われたから。
また
b説 – 古代、性行為によって子はできず、聖母マリアが天主ヤハウェによってイエスを生んだように、ある種の介在物が子を作ると考えられ、それが族霊とされた。
という妥当な説の、まずa説のような説明が発生し、後にb説と説明しなおされた、とする[11]。
古代中国
古代中国の殷王朝は青銅器の生産と加工が盛んであり、遺跡からは動物を模ったものが大量に出土した。これら鋳造の青銅器へ施された動物のモチーフや銅像は古代中国において祭政一致の「神権政治」が行われていたことの裏付けだとされ、世界で最も古いトーテミズムのひとつである。
インド
宝蔵陀羅尼に、兎を族霊とする描写であるらしい記述がある。
アジア
諸民族に、比較的トラを族霊とする者が多い。また、医療に携わる特殊な集団が、トラをトーテムとしトラのような格好で近隣住民の治療を行う、という例もある。
オーストラリア
アボリジニにおいては、「ドリーミング」と呼ばれるトーテムが各部族にあり、「性行為によってではなく、各ドリーミングの介在によって」子を為すという信仰があった。[要出典]
欧州
英国では、ガチョウ、ウサギ、ニワトリが族霊とされた。また、エンブレムに描かれる犬は、それをトーテムとする 名残であるらしい。
アフリカ
ジンバブエにおいては、猿、牛、ライオン等の動物がトーテムとされている。日常的にトーテムという言葉が使われている。
トーテムポール
→詳細は「トーテムポール」を参照
トーテムポールは、北米先住民族が制作する彫刻を施した標柱である[12]。彫刻のモチーフとして、制作者の属するクランのトーテムが選ばれることが多いが、トーテムポール自体が信仰の対象ではない[12]。トーテムポールは仏像のような偶像とは異なる[12]。
出典
^ 「ジャパントーテムポール協会」は「日本トーテム協会」とも呼称している。 [1]
^ Lescarbot, Hist. de la Nouvelle-France, éd. 1866, III, 658/683 ds Fried. 1960, p. 622
^ a b “totem (n.)”. Online Etymology Dictionary. 2017年12月25日閲覧。
^ a b c “TOTEM, etymologie de TOTEM”. CNRTL. 2018年1月1日閲覧。
^ a b c d e f Haekel, Josef. “Totemism, religion”. Encyclopaedia Britannica. 2018年1月1日閲覧.
^ a b c d Harvey, Graham (2005). Animism: Respecting the Living World. Wakefield Press. pp. 165-166. ISBN 9781862546783 2017年12月25日閲覧。
^ 城戸, 幡太郎 (1920). “トーテミズム成立の條件について 卜筮の起源と聯想の形式 (その三)”. 心理研究 18 (105): 230-249. doi:10.4992/jjpsy1912.18.230 2018年1月5日閲覧。.
^ 折口信夫 『折口信夫全集』ノート編第5巻57~8頁 中央公論社
^ 南方熊楠全集 第3巻 446頁
^ 南方熊楠 『南方熊楠全集』第2巻 119頁
^ 南方熊楠『南方熊楠全集』第3巻 450頁
^ a b c “カナダネイティブ・ドットコム トーテムポールの種類”. 2018年1月5日閲覧。
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勉強になります!冬休みに遊びに行く友達がいなくて寂しいからってわざわざこんな
分かりやすい解説をしてくれて!
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